8月も半ば・・・

夏色


気がついたら2か月放ったらかしですね。すみません<(_ _)>
7月は何をしていたかというと・・・新人弁護士の採用活動をしていました。
会う人、会う人、皆優秀で志が高い人ばかりで、話しているとこちらも刺激を受けました。
私の頃は修習に入ってから本当に1年ぐらいかけてゆっくりと就職先を考えればよかったんですが、今の人たちはそれを考えると、まだ合格も決まっていない時期に進路を決めないといけないわけで、それを考えるとかわいそうな気もします。
逆に、そういう厳しい選択を経て、一緒に働くことを選んでもらった人たちに対しては、その選択が間違いでなかったと思ってもらえるために事務所がよりよい働き場所となるよう一層頑張らないといけないと思ったりする夏でした。

他に、近況報告としては、ビジネス法務9月号のトレンドアイで「IFRS導入がもたらす企業法務の地殻変動」という短いコラムを書かせてもらいました。
色々考え出すとIFRS導入について法的に考えなくてはいけないことはたくさんあるんですよね。

あとは、昨年に引き続きIBA(International Bar Association)のAnnual MeetingのCorporate Law SectionのWorking Sessionのパネルを務めることになりました。昨年は敵対的買収の話でしたが、今年は"Who would want to be a director?"(誰が取締役になりたがるであろうか?)という挑戦的なタイトルのパネル・ディスカッションです。
日本でもライブドア事件で非常勤取締役や外部専門家の監査役が巨額の個人賠償責任を負担する事例が出てきていますが、取締役のなり手を確保しつつ、適切な責任を負担させるバランスをどうすべきかについて、国際的な比較を行いながら議論するセッションです。
まだパネル・メンバー全員は聞いていないのですが、これまた昨年に引き続いてデラウェア州最高裁のSteel首席判事もご一緒ということで楽しみにしています。
昨年は何せ地球の裏側(アルゼンチン)でしたが、今年はマドリッドということで日本からも(多少)足を運びやすいところに。
総会自体は10/5-10/9ですが、私の出るセッションは10/9(金)の午前中ですので、皆様お誘い合わせの上・・・ってわけにもいかないと思いますが、機会があえば宜しくお願いします。

8月も残り少なくなりましたが、私は残りはかなり溜まっている執筆に打ち込む予定です。
・・・といいつつ、磯崎さんの真似をして、ふらふらっとtwitterを始めてみました。
こちらも、我がことながらどれだけ続くのかは甚だ疑問ですが、新しいもの好きなのでとりあえずやってみて、考えようかなというところです。