最近のヘビーローテーション
堅い話題ばかりだと肩が凝るので、別に私がどんな音楽を聴くか興味のある方も少ないと思いますが、最近(といっても、発表は結構古いものも入っていますが・・・)車を運転するときやi PODでヘビーローテーションとなっているものをいくつかご紹介。
- アーティスト: ガンズ・アンド・ローゼス
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)
- 発売日: 2008/11/22
- メディア: CD
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往年のハードロックバンドの復活ものというのは、全盛期の自分たちの出来の悪いコピーで終わることも多いのですが、こっちはAPPETITE FOR DESTRUCTIONを期待していたら、ちょっと斜め上、だけど、USE YOUR ILLUSION 1、USE YOUR ILLUSION 2から見れば正常進化という見方もありですね。
個人的には、元々1枚目の時にはエアロスミス系という印象で、当時ブリティッシュ寄りだった私の食指は余り動かなかったのですが、Use Your IllusionのNovember RainやYesterdayにノックアウトされて、見方が変わった記憶があります*1。
私の中では、音楽に対する姿勢というかオーラという点で、QUEENとGNRというかAXCELには類似点を感じています。打ち込みやオーケストラを陳腐にならずに取り込むセンスが、やはり抜群で、最近一番のヘビーローテーションです。
- アーティスト: デヴィッド・クック
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: CD
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大体、週末に奥さんと2人で録り溜めたものを見るというパターンで、審査員がコメントする前に審査員に代わってコメントするということをやっているのですが、昨シーズンに関していえば、予選から24人に絞られた段階で、私が「今年はDavid2人のどちらかで決まり」と予言したところ*2、奥さんは後でとりあげるArchuleta君に関しては頷いたものの、Cookについては半信半疑・・・しかし、蓋を開ければ、ということで、だてに長くロックを聴いているわけではありません。
本題ですが、David Cookの魅力は、その表現力に富んだボーカルを活かしたドラマ性です。似ているタイプをすぐに挙げるのが難しいのですが、Bad Companyや、(ちょっとくさすぎますが、っていうか知っている人少なさそうですが)Y&Tといった緩急のある構成力が持ち味のロック系でしょうか?
その真骨頂は、本選で披露したBillie Jeanです*3。
正直、この時は鳥肌が立ちました。
というわけで、デビューアルバムをものすごく期待してました。Light OnとかLife on the Moon とか、佳曲もあるんですが、Billie Jeanで見せたポテンシャルからすると、少し物足りないところもあります*4。
とはいえ、基本的には彼のボーカルは非常に好きなので、車のCDチェンジャーからなかなか外せません。
- アーティスト: デヴィッド・アーチュレッタ
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: CD
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こちらは、爽やかな、私的には往年のRichard Marxを思い起こさせる極上のポップボーカルの持ち主です。
彼の真骨頂は、これまた本選で見せたImagineです。
これも鳥肌もの。17歳(当時16歳?)の少年が、John Lennonの名曲を、ここまで消化できるというのは、ちょっと信じられないところで、個人的な好みとしてはDCですが、Archuleta君のデビューもやはり楽しみにしていました。
ただ、こちらも・・・まあいい曲もあるんですが、何というか余りにも売れ筋のポップに振りすぎたという感が否めません。まだ若いんだから、何というかもう少し冒険して欲しかった気がします。
総じて、昨年のDouble Davidsに対しては、素材のポテンシャルをプロダクションが活かせなかった感があるのが、残念なところ・・・とか、なんだかんだ言いながら、そうした先入観なしにいけば、極上のポップアルバムで、これまたCDチェンジャーから、なかなか外せなかったりするんですが^^
ただ、個人的には邦版のジャケットよりも、洋版のジャケットの方がいいような気がするんですが、どうでしょうねぇ?
- アーティスト: David Archuleta
- 出版社/メーカー: Jive
- 発売日: 2008/11/11
- メディア: CD
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*1:よく考えるとSlash's SnakepitのIT'S FIVE O'CLOCK SOMEWHEとかは、全く合わなかったので、要は元々Axcel寄りのGNRが好きだったということなんでしょうねぇ
*2:ちなみに、過去の予想では、シーズン5のChris DAUGHTRY(結果はベスト4)、シーズン6のJordin Sparks (Snys)(結果は優勝)という感じです。
*3:探せば動画が見つかるかも知れません。あと、Aerosmithの名曲I Don't Want to Miss A Thingもいけてます
*4:例えば、Simonが選曲したFirst Time Ever Saw Your Faceで見せた繊細なハイトーンのコントロールなどからすれば、彼をDaughtryのような(これはこれで好きなんですが)直球勝負のハードロックボーカルと同じ扱いをするのは、ちょっと疑問です